1歳前後になり多くのママが悩まされているのが夜泣きです。
なんで1歳頃になると夜泣きが増えるのでしょうか。
こちらでは、夜泣きがひどくて泣き止まない原因と7つの対処法を紹介しています。
泣き止まない夜泣きにイライラしてしまったときの解消法も合わせて紹介していますよ。
Contents
1歳が夜泣きで泣き止まない原因

夜泣きの原因は色々あり、ひとつではありません。
では、1歳が夜泣きで泣き止まない原因はどんなことが考えられるでしょうか。
生活リズムの乱れ
赤ちゃんの寝たり起きたりの生活から徐々に昼夜の区別がつき、1歳頃になると生活リズムも整ってきます。
そのため、寝るのが遅くなったり、遅くに起きたりすることによって生活リズムが崩れてしまい夜泣きが起こるということがあります。
眠りが浅いため
1歳頃の赤ちゃんの脳は発達が未熟なため眠りが浅くなります。
そのため、ぐっすり寝られず夜泣きが起きてしまうことがあります。
昼間にあった出来事で脳が興奮している
1歳頃になると歩けるようになる子も増え、色々なところに出かけたり、情報を得たりすることが増えます。
そのことにより脳が刺激され夜泣きが起こると考えられています。
歯が生え始めて歯がゆいため
歯の生え始めのころは、起きているときもなんだか口をムズムズしていたりして歯がゆそうですよね。
その影響が夜にも起こり、歯がゆくて気持ち悪いことが夜泣きの原因になることもあります。
体調が悪い時
体調が悪いときやオムツ汚れや室温などの不快な時などももちろん夜泣きしますが、夜に恐怖を感じてパニックを起こして泣く「夜驚症(やきょうしょう)」という病気の場合もあります。
あまりにも鳴き声がひどすぎるときや叫び声をあげたりするようなときは、夜驚症の可能性もあるので、専門機関を受診してみたほうが良いかもしれません。
1歳が夜泣きで泣き止まない時の7つの対処法
1歳の夜泣きが泣き止まないと体力的にも精神的にもツライですよね。どうにか泣き止まないか…と試行錯誤しているママが多いと思います。
続いて、そんな夜泣きが泣き止まない時の対処法を7個紹介していきます。
昼間思いっきり遊ばせる
1歳になると歩けるようにもなり、体力もついてくるので、日中の運動量が少ないと体力が余ってしまい、眠りが浅くなってしまうことがあります。
昼間は思いっきり遊ばせてあげてあげることによって、夜は疲れてよく寝てくれるようになるでしょう。
規則正しい生活をする
寝る時間、起きる時間の生活リズムをつけてあげることによって、赤ちゃんもだんだんそのリズムに慣れてきます。
生活リズムが整うことによって赤ちゃんも落ち着いて寝ることができるようになるので、規則正しい生活をするのはとても大事です。
オムツを変える
最初はまずオムツから確認しましょう。原因がオムツのせいでなくても、泣いている間にオムツが濡れてしまっていたら不快になり、いつまでも泣き止まなくなってしまいます。
そのため、オムツが濡れているようなら1番最初に変えてあげましょう。
室温、体温調節をする
これも基本的な事ですが、泣いている赤ちゃんは汗をかいてしまってパジャマが濡れてしまっているかもしれません。
室温も暑すぎたり、寒くなっていたりすることもあるかもしれません。汗で服が濡れていたら着替えさせてあげたらスッキリさせてあげましょう。
抱っこひもで抱っこして落ち着かせる
抱っこで落ち着く赤ちゃんは多いです。
抱っこひもは子宮の中にいた時のように包まれる感覚を与えてあげることができるので、落ち着くことができます。
夜泣きで泣き止まないときに抱っこが好きな赤ちゃんは抱っこひもで抱っこしてあげることによってまたゆっくり寝られるでしょう。
1度起こしてしまう
1歳の泣き止まない夜泣きの原因の一つには、眠りが浅く半分寝てる状態の場合があります。中途半端に泣いている状態であやすより、1回起こして落ち着かせてからもう一度寝かせるのが良い場合もあります。
1回起こしてお水など飲ませて落ち着かせてから、優しく寝かしつけをしてあげましょう。
そのまま見守る
海外では赤ちゃんが夜泣きをしてもすぐにかまうのではなく、そのまま見守るようです。そうすることによって赤ちゃんは自分で眠りにつくことを覚えていけるそうです。
とはいっても、泣き止まない夜泣きをそのままにしておくのは、ご近所のことも考えるとすごく気を使ってしまいますが、すぐにかまってしまうのではなく、赤ちゃんが自分で寝付けるように見守ってあげることも一つの方法ですね。
夜間の授乳が夜泣きに与える影響
赤ちゃんは8か月を過ぎるころには日中の授乳量で足りているため夜中の授乳が必要ないくらいになります。
そのため、1歳頃の夜間の夜泣きによる授乳は、添い乳によって寝ていた赤ちゃんが夜中に
おっぱいがないことに気づき不安で泣いてしまうということを引き起こす原因となります。
そうと分かっていても、夜おっぱいをあげるとすぐに寝付いてくれる赤ちゃんを見ているとなかなかやめられないこともありますよね。
でも、添い乳をやめることによってピタッと夜泣きがなくなることもあります。
実際にわたしは1歳を超えてから、夜間の夜泣きで添い乳をやめたことで、夜泣きがなくなりました。もちろんスパッと夜泣きがなくなったわけではありません。
添い乳をやめる⇒夜泣きで泣き止まない⇒泣き止まなくてイライラもする⇒でも見守る⇒夜泣きがなくなる。
といった流れです。
仕事に復帰したため、まとまった睡眠が欲しくてこのことを試してみました。のどが渇いているなどの場合以外は、見守るという形をとることで、結果として、泣いても1人で眠りにつけるようになり、最終的に夜泣きはなくなりました。
夜泣きでママが疲れてしまう前に、添い乳をやめてみてもいいかもしれないですね。
1歳の夜泣きでイライラした時の解消法
夜泣きが泣き止まないと、どうしてもイライラしてしまいますよね。
ママがイライラしていると赤ちゃんにもイライラは伝わってしまい、さらに赤ちゃんの夜泣きがひどくなってしまうという悪循環になってしまいます。
そんな夜泣きが泣き止まなくてイライラしてしまった時の解消法をご紹介します。
6秒間呼吸を止める
人の怒りがピークで維持される時間は6秒だと言われています。
その6秒をうまくやり過ごせば、怒りは静まります。なので、6秒間呼吸を止めて気持ちを落ち着けることで、イライラをやりすごすことができるというわけです。
イライラしてるとカッとなってしまうので、そのカッを抑える効果があるので、イライラした時には試してみて下さい。
旦那さんと喧嘩をした時などにも有効な方法です。
頑張って笑顔でいる。
夜泣きが泣き止まないとどうしてもイライラしてしまいますが、イライラしてしまうと赤ちゃんにも伝わってしまい不安になってまた夜泣きがひどくなってしまいます。
泣き止まないとつらいですが、頑張って笑顔でいることによって赤ちゃんも安心して、夜泣きがひどくなるのを抑えられるかもしれません。
「うるさい」と言ってしまいそうになる気持ちも分かりますが、怒号は1歳には刺激が強いので、早く泣き止ませるためにも控えるように気をつけましょう。
日中の家事等の負担を減らす
夜泣きが泣き止まず寝不足の中で日中の家事もすべてこなしていくのは、ストレスもたまってイライラの原因になることもあるでしょう。
そんな時は、手を抜けるとこは抜いて家事の負担を減らすのが効果的です。
洗濯をまとめて2日に1回にしたり、食材の買出しを仕事の帰りのパパにお願いしたりと、手を抜けるところは手を抜いて休みましょう。
栄養を取る
睡眠不足、栄養不足によるストレスはイライラに繋がります。
ビタミンBや、ビタミンC、カルシウムなどをとることによってストレスが減りイライラが軽減されるかもしれません。
ストレス発散できるような趣味を持つ
子育てをしていると子供のことだけに夢中になってしまいがちですが、自分だけが楽しめる趣味を持つことで、子育てから解放された気分になれます。
なので、ストレスの発散・解消にもつながりますよ。
お友達とご飯に行って思う存分愚痴るのも効果的です!ストレス発散をして、また子育てに向き合いましょう。
泣き声は成長とともにどんどん大きくなりますし、イライラしてしまうのは仕方がないことです。みんな同じようにイライラしていますよ。
自分なりの解消法を見つけて、乗り越えましょう。
1歳が夜泣きで泣き止まない悩みと乗り越えた経験談
続いて、1歳の夜泣きで苦しんだママがそれを乗り越えた経験談を紹介していきます。
同じように悩んでいる方はたくさんいますので、参考にしてみて下さい。
1歳の夜泣きはドライブで解決!
1歳過ぎてから夜泣きで泣き止まないことがつづきました。
そんな時は夜にパパにドライブに連れてってもらってました。
車に乗ると不思議とすぐに寝てくれるし、その間に私も休むことができるので、私がつらいときはパパにも協力してもらって子どもも自分も夜泣きとの戦いの中で仮眠を取りました。
完全に起こして遊んでしまう!
夜泣きの最中はどうやってあやしても全然聞く耳を持ってくれない息子だったので、夜泣きが泣き止まなくてどうしようもないときは完全に起こしてしまい、ジュースをあげておもちゃで1時間くらい遊んでからまた寝かせていました。
ずっと泣き止まない声を聞いているより、1時間遊ぶと決めて遊んだほうが私も楽でした。
抱っこひもで寝かせながら家事をする!
1歳のころの夜泣きが泣き止まず、寝かせると1時間もしないうちに起きてしまうので、泣くたびに抱っこひもで抱っこしながら過ごしていました。
私も眠たかったですが、抱っこひもでゆらゆらしながら洗面台やキッチンの拭き掃除などをしたりして日中の家事を減らしたり、TVを録画しておき抱っこひもでゆらゆらしながら 見たりして自分のストレスもため込まないように工夫しました。
夜泣きはいつからいつまで続くの?
夜泣きがずっと続くと、そんな疑問が頭に浮かびますよね。やはり、誰もが夜泣きから解放されたい!と願っています。
夜泣きはだいたい6か月頃から始まって、1歳~1歳半ころには収まってくるのが一般的と言われています。
もちろん個人差があるので、1歳には夜泣きがなくなっていることもありますし、2歳過ぎても夜泣きが続くこともあります。夜泣きも個性があるので、その子の成長に応じて見守りましょう。
1歳頃の泣き止まない夜泣きに辛くなるママも多いと思いますが、いずれ夜泣きは収まって嘘のようにグッスリ寝てくれる日が来ます。
大変な時期かもしれないですが、それも赤ちゃんの成長のために必要な大事な時期だと思って見守りましょう。