トイトレ(トイレトレーニング)を進めていくうえで踏み台を使うか使わないか迷っているご家庭は多いと思います。
そもそも踏み台は必要なのか、購入するときはどんなものを購入すればいいのかまったくわかりませんよね。
今回はそんなトイトレ中の踏み台の必要性や選ぶとき重要視してほしいポイント、おすすめの踏み台も紹介します。
Contents
トイトレに踏み台が必要な理由
子供が自分でトイレで排泄できるようにするための役に立つアイテムの一つが踏み台です。
買うか買わないか迷う方もいるかもしれませんが、トイトレには踏み台があった方がいいです。
トイトレに踏み台が必要な理由は、主に3点あります。
- 自分で便座に座れるようになる
- 転倒防止になる
- 排便がしやすい
それぞれ詳しく見ていきましょう。
自分で便座に座れるようになる
トイトレに踏み台を活用することで、自分で便器に座れるようになります。踏み台がない場合、親が抱っこして座らせてあげる必要がありますよね。
自分でできるようになるためには、なんでも自分でさせてあげることもかなり重要です。
そのため、踏み台を使用したほうが上り下りもしやすく自分でトイレに行くという行動ができるようになるので、親にとっても子供にとってもスムーズにトイトレを進めることができます。
転倒防止になる
トイトレに踏み台があれば、安全性も高まります。
子供がトイレによじ登って転倒、なんてことほとんどなくなるので、安全面を考慮する上でも踏み台はあった方が良いと言えます。
排便がしやすい
高さを調節できる踏み台であれば、便座に座ったまま足を踏み台に置くことができます。
家庭用トイレは大人用に作られているため子供にとってはかなり高さがありますよね。
子供は、トイレでの排便が難しく、苦手な場合が多いです。それは、踏ん張ることが難しいからなんです。おしっこはトイレでできても、便はおむつでしか出来ないという子も多いです。
なので、踏み台に足をつけて踏ん張ることができるようになると、おしっこの次のステップでもあるうんちが成功しやすくなります。
男の子の場合は立って排泄をする練習にもなる
男の子の場合であれば、踏み台を使用することで立っておしっこする練習にもなります。
保育園や幼稚園によっては、男の子男性用のトイレでおしっこをする場合があります。
そういう場合だと、たとえ失敗していなくてもズボンにおしっこがかかってしまい着替えていることが多くなってしまいます。
また、小学校へ入学したときのためにも立っておしっこする練習は必須ですよね。
家庭に男性用便器があることは少ないですが、踏み台を使用することで座る便器でも立っておしっこすることが可能ですよ。
トイトレの踏み台選びで重用視するポイント
トイトレするために踏み台を買おう!と思っても「どんなものを選べばいいのかわからない」「どこに重点を置けばいいかわからない」という方がほとんどですよね。
ましてや自分が使うものでもありませんし、どんなものが子供にとってトイレをスムーズにできるのかわかりません。
では、一体どういう踏み台を選べばいいのでしょうか?
トイトレ用の踏み台の種類
まず、トイトレ用の踏み台は全部で3種類あります。
- 段差のないタイプ
- 両足で踏ん張れるタイプ
- ステップ付き補助便座一体タイプ
この4種類には特徴も用途も全く違います。
では、それぞれの踏み台の特徴を紹介していきます。
段差のないタイプ
段差のないタイプは、トイトレ以外にも手を洗う時や歯ブラシをするときなど別の使い方をしたいときにも使用できます。
両足で踏ん張れるタイプ
1歳や2歳の頃からトイトレを始めたかたにおすすめです。
両足がついているので安定し、子どもも怖がりませんし踏ん張れるのでうんちの時かなり力んでいる子供にちょうどいいですね。
ステップ付き補助便座一体タイプ
補助便座一体タイプは必要に応じて踏み台と便座が取り外し可能になっています。
高いところに上るのがちょっとこわいという子供におすすめです。
はしごもついているので転倒する心配もありませんし、ひとりでトイレにいくときも安全ですよ。
踏み台選びの際に意識すべきポイント
それぞれの踏み台の特徴を理解して、いただいたところで、踏み台選びの際に意識すべきポイントを紹介させていただきます。
それは、
- 踏み台があることで子供が1人でトイレが出来るか
- 踏み台が場所をとらないか
ということです。
踏み台に一人で登ってトイレが出来るようになると子供がトイレに行きたいという意欲を掻き立ててくれるんです。
なので、トイトレをスムーズにするためにも意識したいポイントです。
もう1点の踏み台が場所をとらないかということに関しても重要です。踏み台って折りたためないものが多いので、場所をとってしまいがち…そうなると邪魔なので、なるべく場所をとらない物がいいです。
トイトレの踏み台を買う際に重要なポイントが分かったところで、どの踏み台を選べばいいのかを紹介させていただきます。
トイトレの踏み台のおすすめはコレ
トイトレに使用する踏み台でおすすめのものを紹介します。
ステップ付き補助便座一体タイプ
実際に踏み台を使っているママの声で1番多かったのは「ステップ付き補助便座一体タイプが便利」だという意見です。
なにが便利かというと、
- 子供だけでトイレに行ってくれる
(ステップ付きの踏み台なので、自分で登ってトイレをすることが出来ます)
- 折りたたむことが出来るので、場所をとらない
(補助便座が一体になっているため、折りたたんだ際に補助便座だけ別で収納しないといけないということがありません。)
以上の2点が便利だということでした。
トイトレの踏み台を買う際に意識したいポイントを的確におさえてくれていますよね。
さらに、はしごがついていて子供が手でしっかりつかみながらトイレまで行けるので安心です。
なので、これから踏み台を購入する方には、ステップ付き補助便座一体タイプがオススメです。
自作した踏み台
機能や便利さとしては補助便座は、「ステップ付き補助便座一体タイプ」がオススメなのですが、自作の踏み台もおすすめです。
踏み台は、牛乳パックや段ボールなどで簡単に作ることができます。
色紙やシールを使って子どもと一緒にかわいくアレンジできますし、使わなくなり捨てるときも楽々です。
踏み台を使用する前に、踏み台を使ったほうが子供にとってトイレしやすいのかを確認したい場合は、まず自作してみてもいいかもしれませんね。
自作してあげる場合は子供の身長に合わせて作ってあげることが大切です。一度便器に座らせて高さを図り、牛乳パックや段ボールで作ってあげましょう。
踏み台を使用することで怖さがなくなり、トイレに進んでいくようになった子供や早くから便座に座れるようになった子供も多いです。
子供がトイレをするときに必要な高さがわかっているのであれば自作してもいいですし、現在歯ブラシなどの時に使用している踏み台でも問題ありません。
子供が楽しくトイレをできるように、踏み台にシールを張ってあげてもいいですね!
子供たちの興味を引けるような踏み台を探してみてくださいね。