1歳ご飯の硬さはどれくらいで、ご飯の量は何gあげればいいの?大人と一緒でもいいの?など、ご飯に関する悩みは絶えませんよね。
こちらでは、1歳のご飯の量(何g)や硬さの目安や大人と一緒のご飯でもいいのかについてまとめています。
食べ過ぎ対策も紹介しているので、参考にしてみて下さい。
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1歳ご飯の硬さや量は1食何gあげればいいの?
生後5~6か月頃から始めてきた離乳食も、1歳になると80%程度の栄養を離乳食から摂取するようになります。
そして、1歳になると歩き始めるようになる子も増えるため、運動量も多くなることから、食欲も増していきます。
では、1歳には、どれくらいの硬さのご飯で、どれくらいの量のご飯をあげたらいいのでしょうか?
1歳のご飯の硬さの目安
1歳のご飯の硬さの目安は、火を通した状態でバナナくらいの硬さの物を奥歯でつぶせるくらいが目安になります。
今までは自分で噛まなくても食べられるものも多かったですが、だんだんと奥歯で噛める食べ物を増やしていき、最終的には少し軟らかい肉団子を噛めるくらいにまでなれるように練習していきます。
1歳の1食の量の目安は何g?
11か月までのカミカミ期では、軟飯80g程度を与えていたと思います。
1歳を過ぎた完了期では、炭水化物類は、軟飯(3倍粥)90gくらいで徐々に慣れたら普通のご飯で80gくらいにします。
パンに換算すると8枚切りを1枚弱程度、うどんなら1/2玉程度になります。
野菜・果物類は40~50g程度で柔らかく煮るか、手づかみで食べられるようにしたりします。
その他、魚や肉は15g~20g、豆腐は50~55g、卵は全卵1/2個~2/3個、
乳製品は100g程度が目安になっています。
これは目安の量ではありますが、成長はその子それぞれで違うものなので、子供の成長度合いや食欲に応じて量は調節していきましょう。
1歳のご飯は大人と一緒でもいいの?
1歳になると、同じ材料のメニューを薄味にすればだいたいの物が食べられるようになってきます。
しかし、まだまだ体は未熟なので、濃い味にしてしまうと、消化器官に負担をかけてしまいます。
では、1歳の摂取する塩分量の目安はどれくらいでしょうか。
1歳の摂取する塩分量の目安
厚生労働省では1歳のご飯の塩分摂取量の目安は3.0g~3.5g未満
となっています。塩を二本指でつまんだ時が0.5g程度だそうなので、
1回の食事では二つまみ以下に抑えなければいけないということですね。
1歳には薄味が望ましい?
パンやうどん自体にも塩分が入っていたり、食材そのものに塩分が
入っているものもあることを考えると、味付けは控えめにするに
越したことはないですね。素材の味を活かして薄味にするように
心がけましょう。
1歳でご飯を食べすぎる場合は良くないの?
ご飯をいっぱい食べている子どもの姿を見るとついついどんどん食べさせてしまうもの。
ですが、欲しがる分だけご飯を食べさせ過ぎると将来肥満になってしまうのでしょうか?
実は1歳のこの時期は、子どもによって食べる量もそれぞれなので、目安の量よりも食べ過ぎるからといって心配する必要はあまりないです。
歩き回って毎日たくさん運動をしている子もいれば、まだそんなに動き回らない子がいるのと同じように、食べる量もいっぱい食べる子もいれば、そんなに食べない子もいます。
1歳のこの時期はいっぱい食べて満たされるのを知ることもとても大事なことです。
ただし、お代わりを上げる際はタンパク質の取り過ぎには注意しましょう。
タンパク質は内臓への負担が大きいので、お代わりをする際は野菜類など体に負担の少ない食べ物をあげるように心がけましょう。
1歳のご飯の食べ過ぎ対策
どんどん食欲旺盛になってくるこの時期、食べ過ぎない為にはどういった方法があるでしょうか。
1歳のご飯の食べ過ぎ対策について紹介をしていきます。
パンよりもご飯
炭水化物類はパンよりもご飯(お粥)にするほうが、腹持ちが良いので、普段パンを食べていてすぐにお腹が空いてしまうようなら、ご飯(お粥)にするとよいでしょう。
野菜類を多くする
野菜を増やすことで食べ過ぎを抑えることができます。お粥にも野菜をかさましすることでお腹いっぱいになりますよ。
具材を大きめに切って食べさせる
果物などをすこし大きめにスライスし手づかみにして時間をかけて食べさせるとだんだん満腹感がでます。
食事の間におやつを取り入れる
1歳の子どもは満腹中枢も未熟なので、1回の食事でうまく満たされていない可能性もあります。
そのため、食事に支障が出ない程度なら、果物や焼き芋などちょっと甘みのあるものや、子ども用のビスケットやおせんべいなどで、食間を調節するのもおすすめです。
ただ、おやつの場合もあげすぎには注意してください。
1歳になると授乳メインからほとんどの栄養を離乳食からとることになり、ミルクもフォローアップミルクに代わり、幼児食に向けて最終段階になります。
今までの赤ちゃんっぽい離乳食から、大人とあまり変わらないご飯になったことで、家族と一緒の食事をとれる喜びにもかわりますね。
家族で同じご飯を一緒に囲むことによって、食べる意欲もより増えて、成長につながるとても大事な時期です。
だからこそ、塩分や量など、目安の分量を気にし過ぎず、子どもの成長や様子を見ながら、子どもに合った離乳食を作ってあげればよいでしょう。